パンピーです。


by kilsh

沙耶の唄 レビュー

おはこんばんちわ。kilsh君です。

沙耶の唄を触りで途中の分岐エンディングを迎えたのでなんとなくレビュー。
いや、バッドエンディングしかないであろうこの作品中の更にバッドエンドなので、
レビューするほど詳しいわけではないですが…。


沙耶の唄

言わずと知れた俺イズムメーカーのニトロプラスからです。

一言で言ってしまえばグロゲーです。
それもほぼグロです。最初からグロです。


-------------------------------------------
ある日、一家で交通事故に遭い、唯一生き残った主人公。
しかし、奇跡的に一命を取り留めた主人公には軽くない障害が残った。

意識を取り戻した主人公は、あらゆる生体機能が狂ってしまっていた。
味覚、聴覚、触覚。

意識を取り戻した時には視覚もやられており、目が見えない状態だった。
だが、最新の技術を駆使した治療により、主人公は目が見えるようになる。

しかし、主人公が久しぶりに見た景色は一面真っ赤だった。

壁という壁から床、天井に至るまで蠢く肉塊が埋め尽くしていた。
外に出ても変わらず、道路から電信柱に至るまで全てが臓器のようになっている。

触れると生々しい触感で、肉が腐った匂いが常に充満してしまっている。
人でさえ、不思議な声でしゃべりながら、化け物の形で語りかけてくる。

医師の卵であった主人公は、すぐに自分の体にどういう異変が起こっているのかを悟る。

狂ったこの世界でどうやって生きていけばいいのか。
それよりも、どうやって死ぬのが楽なんだろうかと主人公は考えた。


しかし、長い病院生活の中で、一人の少女と出会う。


それが「沙耶」である。


まだあどけなさの残る子供のような姿をしていて、
主人公が唯一「人間」として姿を知覚し、匂いも触れた肌も人間とまったく変わらない。

狂ったこの世界で、唯一の「人間」の姿である沙耶を見て、
この少女が居れば、自分は狂わずに生きていけると感じた。





だが、世界は狂ってしまっているのである。

主人公が「人間」として知覚することができるモノは、
果たしてそれは本当に「人間」であるのだろうか。





世界からおぞましい生物と知覚されている沙耶。
今まで誰一人としてまともな生体と見られたことのない生物。

精神を病んでいる患者の病室に現れ、暇つぶしに脅かして遊んでいた生物。

ある日、精神を病んだ青年の病室に忍び込み、
驚かして楽しもうと思っていたのだが、青年は驚かなかった。

それどころか、自分の姿を見ると、青年は慌てたように話しかけてくる。

「僕と一緒にいてくれないか」
「人を驚かすのではなくて、僕と一緒に話をしないか」

到底人間とはかけ離れた液状の塊のような姿かたちをしており、
腐臭を放つ自分を「可愛い少女」と呼んでくれた。

そんなことを言われたのは今まで生きていて初めてだった。

-------------------------------------------

狂った世界にただ一人、迷い込んでしまった普通の青年と、
正常な世界にただ一人、迷い込んでしまった異常な少女の恋物語。

-------------------------------------------

適当に考えながらこんな感じだろうなあと打ってみたら
なんかそれっぽい文章になってしまった。俺天才かもわからんね(馬鹿

主人公の世界がグロテスクであればあるほど沙耶は美しくなり、
反面、客体的世界では沙耶が一層グロテスクであることを意味しているわけですね。

主人公にとって、沙耶だけが自分の心の支えであり、
沙耶にとって、主人公だけが自分を見てくれる。
お互いを必要とし合うのは当然となるわけです。

こんな狂ってしまった世界で、猟奇的な部分が目立っちゃうけど、
ストーリーの主軸となっているのが、純粋な恋というテーマ。
泣けてくるほど純粋な恋物語ですわ。


本来ならば決して交わることのない一人と一匹?が
恋に落ちていくという物語です。


自分に優しい人を作ろうとして、主人公のカルテをみた沙耶が
主人公の隣の家のオッサンの脳をかき回して、
主人公と同じ症状に陥れるわけなんだけども、

オッサン狂っちゃいましてね、帰ってきた化け物(奥さんと娘さん)を
ぐちゃぐちゃに殺しちゃいましてね、で、家を飛び出したオッサンの前に
沙耶が姿を現すんだけども、化け物を殺した興奮も相まって、
狂った世界に突如現れた可愛い少女を見たオッサンが興奮して
沙耶をレイプしちゃうわけなんですよ。

フフッ…下品なんですけれども、勃起、しちゃいましてね…(ジョジョ

つーか、人を溶かしたりできるんだからオッサンも殺しちゃえばいいのに、
それとも正面からじゃ殺せない理由でもあるんだろうか。


狂った世界っつーのが世界観になるんだけども、
純愛を描くストーリーはなかなかに必見。


ちなみに、カニバリズムとかふつーなので。
生き物の肉しか食わない沙耶だが、
人肉を食べている姿を偶然主人公が見ちゃうんだけども、
世界が全て贓物で覆われている主人公にとって、果肉にしか見えないわけで。
常に腐臭で覆われている世界では、その人肉がハーブのようないい香りなわけで。

普通の食物だと胃が痙攣するぐらい受け付けないんだけども、
初めて人肉を食べた主人公が「悪くない…むしろ美味い」といってむしゃむしゃ食っちゃうわけです。

本当に五感が全て正反対になっちゃうわけですねえ。
部屋が沙耶の匂いで腐臭しかしないのに、いい香りだと思っちゃうとか。


沙耶とセックスしてる時にゃユーザーにとってなんとも言えない気分になるわけですが、
ロリータ好きにはいいんじゃないかしら。


あぁ、相変わらず緑川大先生が出演しとります。主人公。


ではそんな感じで。
[PR]
by kilsh | 2009-01-15 03:49 | 家ゲー